
Kawasaki
MEGURO K3
2027年モデル
総排気量:773cc
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:227kg
税込価格:141万9,000円
2021 MEGURO K3
youtu.be美しい塗装が自慢のタンクと引き締まったカラーリング


MEGURO K3の特長と言えば、銀鏡塗装を施したツートーンカラーのフューエルタンク。
美しいブラッククロームメッキで塗装された表面が、流れていく風景や空、自分の姿を映し出し、乗っているときも、降りて眺めているときも、所有する喜びを感じさせます。
自己修復機能を備えたハイリーデュラブルペイント(※すべての傷が修復するものではありません)が用いられているのもうれしいポイントです。
また、各部はエボニー塗装で引き締め、各部に採用されるメッキパーツと併せて、堂々とした重厚感のあるスタイリングを演出しています。
職人による手作業仕上げのエンブレム


タンクサイドに輝くオリジナルエンブレムは、カワサキと目黒製作所が併合する以前の、目黒製作所時代に使われていたデザインを復刻させたもの。
アルミの立体成形で、色分けは熟練の職人が丁寧に手作業で行っています。往年のメグロブランドの雰囲気を感じさせるこだわりの逸品です。
往年の雰囲気を演出するワイドなハンドルバー

ワイドでアップライトなハンドルバーは快適性に大きく貢献する一方で、往年のバイクの雰囲気をより濃く反映させている装備。
クラシカルな車体フォルムに自然と調和し、伸びやかで力強い伝統的なスタイリングをより際立たせています。

▲往年のメグロシリーズ。大きく手前に引かれたハンドルにMEGURO K3のルーツを見ることができます。
素朴なスイッチボックスもレトロの秘訣

▲必要最低限の機能を有したオーソドックスなスイッチボックス。

▲必要最低限の機能を有したオーソドックスなスイッチボックス。

▲必要最低限の機能を有したオーソドックスなスイッチボックス。
MEGURO K3のスイッチボックスは、金属製のボックスにプラスチックのボタンが配置された現代のバイクとしてはかなり素朴なもの。
一見して新しさはありませんが、無駄な装飾のないシンプルな操作系の配置が、余計なハイテク感を排除し、ハンドル周りのクラシカルなイメージを作り上げています。
銀鏡塗装のタンクやクラシカルな2眼メーターと組み合わさることで、過度に主張せず、車体全体のレトロで無骨な佇まいを引き立てます。
OHV時代を思わせるベベルギア採用バーチカルツインエンジン


空冷のバーチカルツインは、冷却フィンと直立したシリンダーだけでクラシカルな雰囲気を味わうことができますが、MEGURO K3の本気がうかがえるのはカムシャフトの駆動方式。
ベベルギアを用いた独特の駆動方式を採用し、まるでOHVエンジンのプッシュロッドのように、カムシャフトを駆動させます。ワンポイントの赤を配したベベルギアカバーもエンジンに個性を演出しています。
眺めているだけでつい口元が緩んでしまう、そんな魅力を持った貴重なエンジンです。
スラっと伸びる美しいキャブトンマフラー

滑らかな曲線と長く伸びる直線が美しい、トラディショナルなキャブトンスタイルの2本出しエキゾーストシステムを採用。
こだわりのエンジンから伸びるマフラーは煌びやかなクロームメッキ仕上げで、360度クランクがもたらす等間隔爆発の力強い排気音と鼓動感を楽しめます。
雰囲気と機能美を両立した2眼メーター

メーターは文字盤の外周に文字を配置したクラシカルな2眼方式を採用。小振りな液晶には時計、オド、トリップを入れ替えで表示できるのみですが、機能的には必要十分。
インジケーターを含め視認性は良好で、雰囲気もばっちりです。
メーターリングに黒色酸化皮膜処理を施し高級感を高め、液晶下の「メグロ」ロゴが、レトロな雰囲気にアクセントを加えています。
LEDながら灯火類もクラシカルな雰囲気で統一



Φ170mmの大径ヘッドライトは、オーソドックスな丸目1灯ですが、現代的なLEDを採用し視認性は良好。
ハイビーム部にポジションランプを配した専用設計により、電球式ヘッドライトのようにライト全体を優しく照らし出す仕様となっています。先進機能を備えつつクラシカルな表情を演出する、MEGURO K3 のこだわりポイントのひとつです。
また、ウィンカーやテールランプもクラシカルな見た目ながらも中身はLEDを採用し、視認性や耐久性の面でも現代的なバイクに仕上げられています。
細部までこだわりと伝統を反映したロマンチックな1台

職人技が光るエンブレムや美しい銀鏡塗装は言うまでもなくMEGURO K3の魅力ですが、外観にこだわったエンジンやオーソドックスなメーター、灯火類、一見素朴なスイッチボックスにいたるまで、搭載されたすべてのパーツが、MEGURO K3のレトロな質感を形作っています。
そして、アナログな装備だからこそ感じられる温かみのある雰囲気や、操る楽しさがそこにあります。
細部にまで注ぎ込まれた伝統と誇りを、ぜひ実車で感じてみてください。
文:石神邦比古/写真:長谷川 徹/まとめ:Kawasaki Good Times Journal 編集部
MEGURO K3に関するよくある質問
Q:最新の2027年モデル(2026年10月発売)は、これまでのモデルと何が変わりましたか?
A: カラー&グラフィックおよび主要諸元に変更はなく、前年モデルの仕様をそのまま継承しています。ホイールリムのブラック仕上げや「ミラーコートブラック×エボニー」のタンクカラー、141万9,000円という価格も据え置きで販売されています。
Q:燃費やガソリンタンクの容量はどれくらいですか?
A: カタログ値(WMTCモード)で20.9km/L、ガソリンタンク容量は15Lです。走行環境にもよりますが、実燃費でも満タンで250〜300km程度の航続距離(走行条件によって異なります)が見込めるため、日帰りツーリングには十分なスペックです。指定燃料がレギュラーガソリンである点も、ランニングコストを抑えられる嬉しいポイントです。
Q:クラシックな外観ですが、現代的な便利機能や安全装備はありますか?
A: 見た目はレトロですが、中身には現代的な装備を採用しています。視認性の高いLEDヘッドライトをはじめ、ETC2.0車載器、ABSが標準装備されています。また、クラッチレバーの操作を軽くし、急なシフトダウン時の後輪のバタつき(ホッピング)を軽減する「アシスト&スリッパークラッチ」も搭載されており、長距離走行や渋滞時の疲労を大幅に軽減してくれます。






