オフロードモデル譲りの軽量なボディにストリートでの高い走行性能を有する足まわりを与えられた軽二輪モタード・KLX230SM。日常使いからツーリングまでこなせる同車の魅力を10のポイントに分けて紹介します。

アクセルを開けて走るのが気持ちいい

画像: アクセルを開けて走るのが気持ちいい

KLX230SMの最高出力は13kW(18PS)/8000rpmと、数値だけ見るとパワフルとは言い難いかもしれません。しかし、スロットルを開けてみるとその走りはすごくトルキーで、傾斜のきつい登り坂でもぐいぐいと進んでくれます。

ペースよく走りたい時は、1速、2速、3速……とそれぞれスロットルをしっかり開け、アクセルを引っ張り気味に変速してゆくのがおすすめです。

エンジン性能そのものにピーキーさがなく、スロットル操作に対するレスポンスも急ではないので、アクセルワークに敏感になる必要がなく、初めて走る山道でもアクセルを開けて走る楽しさを体感できるでしょう。

また、たしかな制動力も備えています。KLX230SMはオンロード向けに、フロント・リアのブレーキディスク径がKLX230に比べて大径化されています。

ブレーキレバーはショートタイプ。握りしろが十分に設けられていますから、軽くかけたり、深く握ったりと、コントロールもしやすいです。

ハンドル・前輪などフロントまわりの安心感

画像: ハンドル・前輪などフロントまわりの安心感

KLX230SMは、ひらひらした走りというより、しっかりとフロントまわりで路面をとらえてゆくロードスポーツモデルに近い乗り味です。

柔らかなサスペンションを持つがゆえにコーナリング中の不安定さが目立つオフロードモデルとは異なり、しなやかに路面をなぞってくれ安定感のある走りが可能です。

速度域が上がる高速道路の走行時も同様で、軽量な車体ながら、リミッターとなる120km/h近くまで高い直進安定性を発揮してくれます。

突然のギャップや強い走行風を受けても、同クラスの軽量なモデルと比べてハンドルやフロントまわりのふらつき感が少ないため、日常の使い勝手とツーリングシーンにおける走行性のバランスがいいモデルといえます。

荒れた路面でも大丈夫! よく動くサスペンション

画像1: 荒れた路面でも大丈夫! よく動くサスペンション

サスペンションはよく動く仕様。これがデコボコした路面の山道でも安心して走行できる理由のひとつです。

オフロードモデルのKLX230をよりストリート向けにリセッティングしたKLX230SM。そのフロントサスペンションのストローク量は188mm、リアは223mmと一般的なロードスポーツモデルよりもストローク量が大きくなっています。

画像2: 荒れた路面でも大丈夫! よく動くサスペンション

この「よく動くサスペンション」は、ライダーが乗車した際に車体が適度に沈み込むことで、良好な足つき性に貢献してくれることはもちろん、舗装のひび割れが目立つワインディングロードでもその性能を発揮してくれます。

ある程度スピードが乗った状態で段差を乗り越えたときの「ガツンッ」とした不快な突き上げ感を最小限に抑えてくれるので乗り心地がよく、フロントが弾かれて車体が不安定になることも少ないので、多少荒れた路面でも安心して走行ができるのです。

高速道路を使った移動もできる

画像1: 高速道路を使った移動もできる

街乗りのしやすさに定評がある小排気量モデルは高い速度域での走行性能が懸念されがちですが、KLX230SMの場合は高速道路を利用したツーリングも無理なくこなせます。

1~6速まで、どのギアに入れたときでもコンスタントに加速してくれるため、各段で順々にスロットルをしっかり開けて変速をしてゆくと、加速車線から本線へは適度に余裕を残しつつ合流ができます。

合流後も6速・80km/h程度であればスロットルにゆとりがある状態で巡航できます。だいたい100km/hくらいまでなら、アクセルワークに対して車体がしっかりついてきてくれるので、車線の変更なども可能でしょう。

画像2: 高速道路を使った移動もできる

さらに、オフロード譲りの自由なライディングポジションを活かし、適宜座る位置を変更したり、スタンディングの姿勢も楽にとることができます。長時間の走行で疲れたとき、リフレッシュがしやすいモデルです。

車検不要で燃費もよくて経済的

画像1: 車検不要で燃費もよくて経済的

排気量232ccのKLX230SMは軽二輪の区分ですから、いわゆるバイク車検の「検査対象外軽自動車」に該当します。毎年4月に発生する軽自動車税も排気量126cc~250ccであれば3600円。自賠責保険や任意保険の保険料も251cc以上の車種より安く、さまざまな面で維持費がかからずに済みます(車検がなくても、もちろん定期的な整備は必要です)。

画像: ▲KLX230SMはレギュラーガソリン指定。

▲KLX230SMはレギュラーガソリン指定。

さらにポイントとなるのはガソリン代です。燃料消費率はWMTCモード値で34.7km/L。これは軽二輪のなかでも高い数値だといえます。

私も実走行燃費を計測してみました。下の表をご覧ください。平均33.49km/Lとほぼカタログ値どおりの値となりました。

区間距離給油量燃費
区間A251.3km6.66L37.7km/L
区間B85.0km2.06L41.26km/L
区間C157km5.05L31.0km/L
区間D138.7km5.35L25.9km/L
区間E90.1km2.44L36.92km/L
合計722.1km21.56L33.49km/L

それぞれ区間ごとに異なる乗り方をしており、区間AとEでは一般道と高速道路を6速メインに回転数を抑えて走行、区間BとCでは街中やワインディングを低いギアで引っ張って高回転域で走行、区間Dでは高速道路を高回転で走行しています。

区間Bは給油までの距離が短いので参考にしにくいですが、無理のないアクセルワークで走行した区間AとEでは約37km/Lという値を記録しました。

画像2: 車検不要で燃費もよくて経済的

KLX230SMならシフトチェンジをしてモーターサイクルを操る楽しさも味わうことができ、原付二種モデルに引けを取らない燃費性能を発揮しながらも高速道路を利用して遠出をすることが可能です。

総合的なランニングコストが比較的リーズナブルであるという点も含め、日常使いから休日のツーリングまで、一台で長く愛車との生活を楽しみたいライダーにおすすめできるモデルです。

文:大冨 涼/写真:Kawasaki Good Times 編集部

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