空冷エンジンを搭載し、往年のモーターサイクルが持つ魅力を現代に伝える「MEGURO K3」。見た目の美しさはもちろん、街乗りやツーリングでの使い勝手のよさも特長です。この記事では、各部の装備や足つき性についてお伝えします。
画像: Kawasaki MEGURO K3 2025年モデル 総排気量:773cc エンジン形式:空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 シート高:790mm 車両重量:227kg 発売日:2024年9月1日(日) 税込価格:140万8000円

Kawasaki
MEGURO K3
2025年モデル

総排気量:773cc
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:227kg

発売日:2024年9月1日(日)
税込価格:140万8000円

足つきチェック

シート高:790mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

画像1: 足つきチェック

上品な造形のシートは長時間座っていても快適と思えるでしょう。シート前方はほどよくスリムなため足つき性も良好です。車格はアッパーミドルクラスにしてはコンパクトなため、大型バイクのなかでは扱いやすい部類に入ります。ハンドルに手を添えるだけのような力加減で乗れるのも魅力です。

画像2: 足つきチェック

装備チェック

画像: 基本的なスタイリングは従来型を踏襲しています。ただカラーリングはこの2025年モデルで、全体的に黒基調のダークな仕上がりとなりました。

基本的なスタイリングは従来型を踏襲しています。ただカラーリングはこの2025年モデルで、全体的に黒基調のダークな仕上がりとなりました。

画像: 1960年代のモーターサイクルが持つ、飽きることのない美しさやメグロブランドならではの高級感をしっかり備えているのが魅力です。

1960年代のモーターサイクルが持つ、飽きることのない美しさやメグロブランドならではの高級感をしっかり備えているのが魅力です。

画像: ヘッドライトやウインカーも昔ながらのモーターサイクル然としたデザインを採用しています。ただヘッドライトバルブはLEDなので、明るさは申し分なく、夜道も安心です。

ヘッドライトやウインカーも昔ながらのモーターサイクル然としたデザインを採用しています。ただヘッドライトバルブはLEDなので、明るさは申し分なく、夜道も安心です。

画像: アナログ2眼メーターは、中央部をアイボリーとしたクラシカルなデザインです。デジタルパネル部分は、オド(総走行距離)、トリップ、時刻を切替表示できます。

アナログ2眼メーターは、中央部をアイボリーとしたクラシカルなデザインです。デジタルパネル部分は、オド(総走行距離)、トリップ、時刻を切替表示できます。

画像: スイッチ類もクラシカルなデザインにこだわっていることが分かります。機能面では、ハザードランプのほかグリップヒーターも標準装備されているのが嬉しいポイントです。

スイッチ類もクラシカルなデザインにこだわっていることが分かります。機能面では、ハザードランプのほかグリップヒーターも標準装備されているのが嬉しいポイントです。

画像: 2025年モデルで、グラフィックが変更された燃料タンクは、銀鏡塗装をベースにブラックを上塗りしたものです。カワサキ独自の技術である、キズに強いハイリーデュラブルペイントも施されています。燃料タンク容量は15Lです。

2025年モデルで、グラフィックが変更された燃料タンクは、銀鏡塗装をベースにブラックを上塗りしたものです。カワサキ独自の技術である、キズに強いハイリーデュラブルペイントも施されています。燃料タンク容量は15Lです。

画像: 燃料タンクの「MEGURO」バッジはアルミのプレートに彩色を施した、手の込んだ工芸品のような逸品。所有欲を満たす上質なアイテムとなっています。

燃料タンクの「MEGURO」バッジはアルミのプレートに彩色を施した、手の込んだ工芸品のような逸品。所有欲を満たす上質なアイテムとなっています。

画像: ベベルギアを使用したSOHCのバーチカルツインエンジンはW800と同様です。独特のパルスとサウンドは、このMEGURO K3とW800でしか味わえないものといえるでしょう。

ベベルギアを使用したSOHCのバーチカルツインエンジンはW800と同様です。独特のパルスとサウンドは、このMEGURO K3とW800でしか味わえないものといえるでしょう。

画像: フロントのブレーキディスクはシングルながらΦ320mmと大径で、ストッピングパワーは十二分です。前後ホイールのリム部分は2025年モデルでブラック仕上げに変更されました。

フロントのブレーキディスクはシングルながらΦ320mmと大径で、ストッピングパワーは十二分です。前後ホイールのリム部分は2025年モデルでブラック仕上げに変更されました。

画像: リアサスペンションはカバーの付いた2本ショックを採用しています。サイレンサーはクラシックモーターサイクルの定番・キャブトンタイプで、パンチの効いたサウンドを奏でます。

リアサスペンションはカバーの付いた2本ショックを採用しています。サイレンサーはクラシックモーターサイクルの定番・キャブトンタイプで、パンチの効いたサウンドを奏でます。

画像: プレーンな表皮のシートにはホワイトのパイピングが施されています。サイドカバーにはカタカナで「メグロ」のロゴは配されていて、これもひとつのチャームポイントです。

プレーンな表皮のシートにはホワイトのパイピングが施されています。サイドカバーにはカタカナで「メグロ」のロゴは配されていて、これもひとつのチャームポイントです。

画像: シートの下にはETC2.0車載器が標準装備されています。ヘルメットホルダーやグラブバーも標準装備。荷掛フックが充実していて、リアシートに荷物を積みやすい仕様となっています。

シートの下にはETC2.0車載器が標準装備されています。ヘルメットホルダーやグラブバーも標準装備。荷掛フックが充実していて、リアシートに荷物を積みやすい仕様となっています。

写真:南 孝幸/ライダー:宮崎敬一郎
※この記事は月刊『オートバイ』2024年12月号(モーターマガジン社)に掲載されたものを一部編集し公開しています。

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