2017年のデビュー以来、国内の大型二輪クラスで不動のトップセールスを走り続けるカワサキ「Z900RS」。この記事では、デビューモデルから最新モデルに至るまで、Z900RSシリーズを彩ってきた歴代カラーバリエーションを年代順に一挙に解説します。あなたが一番惹かれるカラーはどれですか? Z900RSの歩みを、鮮やかな色彩とともに振り返ってみましょう。

Z1のDNAを受け継ぐ「レトロスポーツ」の最高峰

Z900RSは、1972年に誕生し、世界中を熱狂させた伝説のモーターサイクル「カワサキ 900 Super4(通称:Z1)」のDNAを受け継ぐレトロスポーツモデルです。

単なる昔のモーターサイクルの復刻ではなく、「レトロな外観」と「現代のスポーツ性能」を高次元で融合させているのが最大の特徴で、どこから見ても美しいクラシカルな佇まいでありながら、走り出せば最新のスポーツモデルとしてキビキビと走るギャップが、多くのライダーを魅了しています。

また現行モデルでは、スタンダードな「Z900RS」に加え、ビキニカウルやローポジションハンドルを装備したカフェレーサースタイルの「Z900RS CAFE」、オーリンズ製リアサスペンションやブレンボ製ブレーキを搭載し足まわりを強化したハイグレードモデル「Z900RS SE」など、ライダーの好みに合わせたモデルも展開されています。

歴代Z900RS(2018年~2027年)のカラーリングを紹介

▶2018年モデル

2017年12月1日、デビューを飾ったのはZ1を象徴する“火の玉(ファイヤーボール)”カラーをまとったZ900RS。その完成されたスタイリングに国内は大いに沸きました。

翌年3月1日、バリエーションモデルとしてZ900RS CAFEが発売。こちらはヘッドライトカウルやローポジションハンドルを備えたカフェレーサースタイルとしたのが特徴です。

カラーバリエーションはZ900RS、Z900RS CAFEともに2色ずつのラインナップとなりました。


▶2019年モデル

2018年7月1日発売の2019年モデルのZ900RSは、諸元・価格等に変更なく、カラー・グラフィックともに継続で販売。

一方のZ900RS CAFEは、同年8月1日に新色「ストームクラウドブルー」「メタリックグラファイトグレー」が発売され、10月15日には2018年モデルで登場した「ヴィンテージライムグリーン」が復活。合計3色のラインナップとなりました。


▶2020年モデル

2020年モデルは2019年8月1日に発売。シリーズモデル全機種のカラーバリエーションが一新されました。

Z900RSには、Z1が登場した翌年に発表された通称“タイガーカラー”を彷彿とさせる「キャンディトーングリーン」が登場。シックで車体の造形美をありのままに担当できる「メタリックディアブロブラック」とあわせて2色のラインナップとなりました。

Z900RS CAFEには、カワサキを象徴するライムグリーンにエボニーを組み合わせた「ヴィンテージライムグリーン×エボニー」と、スモーキーでモダンチックな印象の「ファントムブルー」の2色展開となりました。


▶2021年モデル

2020年11月1日に発売された2021年モデルのZ900RSは、2005年に発売された「ZEPHYR」シリーズのカラーをオマージュした「エボニー」がラインナップ。2020年モデルで人気のあった“タイガーカラー”(キャンディトーングリーン)を継続色とした2色のラインナップとなりました。

同年12月1日に発売されたZ900RS CAFEも「エボニー」1色の展開。漆黒ではない、温かみのあるエボニーに茶色のぼかしが入ったカラーリングは大人のカスタム感が漂っています。

画像: 【継続色】Z900RS:キャンディトーングリーン

【継続色】Z900RS:キャンディトーングリーン


▶2022年モデル

Z900RSとZ900RS CAFEの2022年モデルは2021年9月1日に発売。

スタンダードモデルには、1975年型のZ1Bに採用された通称“青玉虫”とよばれるカラー「キャンディトーンブルー」と、その色違いのグラフィックで黒を基調に金色のラインが目を引く「メタリックディアブロブラック」が採用されました。

Z900RS CAFEは、ブラックを基調にシルバーのラインがあしらわれたシックなスタイルに。シート表皮がブラウンとなったのもポイントです。

そして2022年1月21日、前後オーリンズ製サスペンションとブレンボを装備した上位グレード「Z900RS SE」が新たに発売。グラフィックは1973年発売のZ1・欧州仕様車のみに採用された“イエローボール”をベースとしています。

同年2月1日には、Zシリーズの誕生50周年を記念した特別仕様車「Z900RS 50th Anniversary」が発売。初代Z1をモチーフとした“火の玉”カラーを採用し、ホイールもSE同様ゴールドを採用。深みのあるブラウンにレッドが映える、キャンディカラーならではの艶感が特徴です。


▶2023年モデル

2022年9月10日に発売された2023年モデルでは、シリーズモデル全機種が令和2年の新排出ガス規制に適合したほか、新たにカワサキケアモデルに設定されました。

カラーリングは、Z900RS・Z900RS SEの2機種は2022年モデルからの継続色を採用。Z900RS CAFEのみ、タンクやカウル、ホイールリムにゴールドカラーを配した「メタリックディアブロブラック」に変更されました。


▶2024年モデル

2023年7月15日に発売された2024年モデルでは、Z900RSのカラーラインナップが変更(CAFE、SEは継続販売)。初期型となった2018年モデルのグラフィックパターンの色違いとなる「メタリックディアブロブラック(ブルー/ブラック)」と「メタリックディアブロブラック(ブラック ピンストライプ)」が採用されました。

また、新たに「Z900RS Yellow Ball Edition」が追加。深みのあるキャンディグリーンの外装にイエローボールがあしらわれた1台です。タンクには「KAWASAKI」エンブレム、サイドカバーにはZ1をイメージしたロゴがあしらわれるなど、細部のディテールもポイントです。


▶2025年モデル

2024年9月1日に発売された2025年モデルでは全機種のカラーが一新され、すべて1色ずつのラインナップに。Z900RS SEは登場以来初のカラーチェンジとなり、シリーズモデル初のマットカラーが採用されました。

同年12月14日、Z900RSに「メタリックディアブロブラック×キャンディライムグリーン」が追加され、スタンダードモデルのみ2色展開となりました。

また、今シリーズよりタンクのロゴがヘリテイジロゴ「KAWASAKI」に変更されています。


▶2026年モデル

2026年2月14日に発売された2026年モデルでは、登場以来初となるフルモデルチェンジ。新エンジンを搭載し、新たに電子制御スロットルバルブが組み込まれたことでクイックシフターとクルーズコントロールが採用されました。

ライディングポジションもよりアップライトに変更されたほか、サイレンサーが従来モデルよりも70mm延長。これまでのオーセンティックな外観はそのままに、より扱いやすい仕様へと変更されました。カラーはそれぞれ1色ずつのラインナップ。なお、スタンダードモデルとなるZ900RSは未発表でした。


▶2027年モデル

2026年8月1日に発売された2027年モデルでは、スタンダードモデルであるZ900RSが追加。Z900RS Black Ball EditionとZ900RS SEは2026年モデルから継続販売となり、Z900RS CAFEはカラーリングが変更されました。

まとめ:Kawasaki Good Times Journal 編集部

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