800cc~900ccクラスの魅力とは?

重厚感がありながら、意のままに操れる軽快さ
このクラスの最大の魅力は、何といっても「心地よい余裕」と「操る充実感」の絶妙なバランスです。リッタークラス(1000cc超)に迫る十分なトルクと加速力を持ちながらも、車体は比較的コンパクトにまとめられているモデルが多く、街乗りでの取り回しや、ワインディングでの軽快なハンドリングを楽しむことができます。
「大きすぎず、小さすぎない」というサイズ感は、ベテランライダーはもちろん、初めて大型二輪車に乗る方にとっても、安心感と満足感を与えてくれます。


Kawasakiの世界観を体現した魅せるスタイリング
また、現在カワサキのこのクラスには、歴史的な名車のDNAを受け継ぐモデルがラインナップされているのも大きな特徴です。
4気筒エンジンの伸びやかな吹け上がりを楽しむ「Z」の系譜と、バーチカルツインエンジンの鼓動感を味わう「W・メグロ」の系譜。スペックの数値だけでは語れない、ライダーの五感に響く「味わい」を重視したモデル選びができるのも、このクラスならではの楽しみと言えるでしょう。
カワサキの800cc~900ccクラス 全モデル紹介
レトロスポーツの絶対王者「Z900RS」シリーズ

クラシカルな雰囲気に最新のテクノロジーを融合させた「レトロスポーツ」カテゴリーで、不動の人気を誇るZ900RS。往年の名車を現代に蘇らせたかのようなスタイリングですが、走りの面においても一切の妥協がありません。
排気量948ccの並列4気筒エンジンは、低中回転域での力強いトルクと、高回転まで気持ちよく伸びる吹け上がりを両立しており、街中をゆったり流す余裕ある走りから、ワインディングをスポーティに駆け抜けるシーンまで、操る楽しさを存分に味わえるモデルです。
2026年モデルでは、2017年12月の登場以来初となるフルモデルチェンジを受け、電子制御システムが充実。新エンジンを採用し、ポジションなどにも変更が加えられたことで、走りの質に磨きがかかりました。
Z900RS Black Ball Edition

Kawasaki
Z900RS Black Ball Edition
2026年モデル
総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810mm
車両重量:216kg
発売日:2026年2月14日
税込価格:152万9000円
「Z1」へのオマージュを感じさせるティアドロップ型フューエルタンクや、テールカウルなど、時代を超えて愛されるスタイリングとなっています。エキゾースト音にもこだわって製作され、ライダーの心を昂らせる重低音がセルを回した瞬間から響きます。
なお、2026年モデルのスタンダードラインナップとなる「Black Ball Edition」は、光に当たるとメタリックブラックのファイヤーボールグラフィックが浮かぶデザインとなっており、シックで上質な印象を与えてくれます。
Z900RS CAFE

Kawasaki
Z900RS CAFE
2026年モデル
総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:820mm
車両重量:218kg
発売日:2026年2月14日
税込価格:154万円
Z900RSをベースに、フロントカウル、ローポジションハンドル、専用シートを装備し、カフェレーサースタイルに仕上げられたモデルです。
少し前傾となるライディングポジションは、よりスポーティな走行フィールを演出。スタイリッシュな外観は、街中でもひと際目を引く存在感を放ちます。
そしてタンクに施された流れるようなラインは、かつて「世界最速」の称号を手にしたカワサキを代表するマッハシリーズにあしらわれたレインボーラインを彷彿とさせるもの。クラシカルな印象がより引き立つグラフィックとなっています。
Z900RS SE

Kawasaki
Z900RS SE
2026年モデル
総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:820mm
車両重量:217kg
発売日:2026年2月14日
税込価格:183万7000円
Z1を想起させる「火の玉」カラーと、ゴールドのアウターチューブが特別感を際立たせているZ900RS SE。スタンダードモデルの魅力をさらに引き上げる、ハイグレードな装備を搭載したスペシャルエディションです。
足まわりには、プリロード調整可能なオーリンズ製のリヤサスペンションとブレンボ製のフロントブレーキコンポーネントを採用し、より上質な乗り心地とコントロール性を実現。ブレーキホースはスチール製のメッシュタイプとなっています。
さらに、ミツバサンコーワ製のドライブレコーダーやハンドルバーマウント式のUSB Type-C電源ソケットも標準で搭載。ハンドリングや走行性能がアップするとともに、装備も充実しているのがポイントです。
“凄み”を体現するスーパーネイキッド「Z900」シリーズ

Z900RSのベースモデルでありながら、全く異なるキャラクターを持つスーパーネイキッドモデルです。
シリーズを通して、「Sugomi」デザインと呼ばれる、獲物を狙う猛獣のようなアグレッシブなスタイリングが特徴となっており、低く構えたヘッドライトと跳ね上がったテールセクションが、静止していても躍動感を感じさせます。
本シリーズは、2025年型でモデルチェンジ。電子制御スロットルが導入されたことで、ストリートファイターらしいパフォーマンスを維持しつつ、扱いやすさがアップしました。
Z900

Kawasaki
Z900
2026年モデル
総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810mm
車両重量:214kg
発売日:2025年7月15日
税込価格:148万5000円
排気量948cc・並列4気筒エンジンは、スロットル操作に対してダイレクトに反応する鋭いレスポンスが持ち味。軽量なトレリスフレームとの組み合わせにより、ワインディングロードでは水を得た魚のような俊敏な走りを披露します。
また、KTRC(カワサキトラクションコントロール)とパワーモードを連携させた「インテグレーテッドライディングモード」や、TFTカラー液晶メーター、スマートフォン接続機能など、現代のスポーツライディングをサポートする先進装備も充実。「操る楽しさ」をストレートに追求した一台です。
Z900 SE

Kawasaki
Z900 SE
2026年モデル
総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810mm
車両重量:215kg
発売日:2025年7月15日
税込価格:166万1000円
Z900の持つエキサイティングな走りを、さらに高い次元へと引き上げたZ900 SE。
フロントブレーキにはブレンボ製のコンポーネント(ディスク、キャリパー、パッド)、リヤサスペンションにはオーリンズ製のS46ショックアブソーバーを標準装備。正確なコントロール性と上質な乗り心地を両立しています。
外観においても、ゴールドカラーのフロントフォークや専用のカラー&グラフィックを採用し、標準モデルとは一線を画す存在感を放っています。
バーチカルツインの鼓動を楽しむ「W800」

Kawasaki
W800
2026年モデル
総排気量:773cc
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:226kg
発売日:2025年11月1日
税込価格:130万9000円
「W」ブランドの血統を受け継ぐ、空冷バーチカルツインエンジンを搭載したW800。排気量773ccのエンジンは、絶対的な速さよりも、心地よい鼓動感と豊かなトルクを楽しむためにチューニングされています。
フロント19インチ、リヤ18インチのホイールサイズがもたらすハンドリングは、ゆったりと穏やか。景色を楽しみながら、のんびりと道をたどるようなツーリングに最適です。クロームメッキが施されたフェンダーやマフラーなど、金属の質感を活かした美しい仕上げも魅力。見て、磨いて、走って楽しめる、大人のためのモーターサイクルです。
伝説の血統、銀鏡の輝き「MEGURO K3」

Kawasaki
MEGURO K3
2026年モデル
総排気量:773cc
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:227kg
発売日:2025年11月1日
税込価格:141万9000円
日本最古のモーターサイクルメーカーのひとつ「メグロ」ブランドの歴史と誇りを受け継ぐメモリアルモデルです。タンクには高度な塗装技術を要する「銀鏡(ぎんきょう)塗装」を採用。見る角度によって表情を変える深みのある輝きを放ちます。
タンクサイドには職人の手作業によるアルミプレス成型の「メグロ」エンブレムを装着。クラシカルな外観の中に、カワサキが長年培ってきた技術の粋が込められています。所有する喜びを最大限に満たしてくれる、特別な一台と言えるでしょう。
まとめ・人気投票
いかがでしたでしょうか。 伝統と最新技術が融合した「Z900RS」シリーズ、エキサイティングな走りを追求した「Z900」シリーズ、空冷エンジンの鼓動とクラシカルな世界観に浸れる「W800」、そして歴史と格式を感じさせる「MEGURO K3」。
同じ排気量帯でも、それぞれ全く異なる個性を持っています。ぜひお近くのカワサキプラザで実車をご覧になり、ご自身のライフスタイルにあった一台を見つけてみてください。
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写真:赤松 孝、関野 温、Kawasaki Good Times 編集部/まとめ:Kawasaki Good Times 編集部










