カワサキがラインナップするクローズドコース専用のオフロードモデル「KLX230R S」。公道走行可能なKLX230 Sとはどうちがうのか? オフロード試乗レポートをお届けします。

特化した性能でオフロード遊びが断然楽しい!

画像: Kawasaki KLX230R S 2024年モデル・クローズドコース専用モデル 総排気量:232cc エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 シート高:900mm 車両重量:115kg

Kawasaki
KLX230R S
2024年モデル・クローズドコース専用モデル

総排気量:232cc
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
シート高:900mm
車両重量:115kg

「KLX230R」は、本格的なオフロード走行を楽しめるフルサイズのクローズドコース専用モデルです。エンジンや車体のベースは「KLX230」と共通ですが、公道を走行するための保安部品や排出ガス規制を取り払った姿は、よりレーシーなスタイリングに。もちろん走行パフォーマンスは、ことオフロード走行においてまるで別のモーターサイクルになっています。

まず、公道走行に必要な保安部品を持たない車体は、もともとコンパクトな車体に樹脂製タンクやアルミ製スイングアームを採用してさらに軽量化。

画像: ▲ヘッドライトやウインカーなどの保安部品はなく、ゼッケンプレートカウルを装着。レーシーなスタイリングをしています。

▲ヘッドライトやウインカーなどの保安部品はなく、ゼッケンプレートカウルを装着。レーシーなスタイリングをしています。

画像: ▲灯火類が備わっていないため、スイッチ類は必要最低限の数と大きさ。本来キーシリンダーのある位置には、代わりにイグニッションのオンオフボタンがあります。燃料タンクは樹脂製。

▲灯火類が備わっていないため、スイッチ類は必要最低限の数と大きさ。本来キーシリンダーのある位置には、代わりにイグニッションのオンオフボタンがあります。燃料タンクは樹脂製。

画像: ▲ナンバープレートステーや後部の灯火類もないため、リアビューもスッキリしています。

▲ナンバープレートステーや後部の灯火類もないため、リアビューもスッキリしています。

これだけ重量物を取り除かれた車体は、引き起こしや取りまわしだけでその軽さに驚かされます。

スタンダードモデルの「KLX230R」のシート高は925mmですが、今回試乗した「KLX230R S」は、ホイールトラベルを調整し足つき向上を図ったモデル。

それでもシート高は900mmと、一般的なオートバイと比較すると高めの印象ですが、115kgというバツグンに軽い車体のおかげで、足つきの不安は少なく感じました。

2020年モデルの「KLX230」とベースを共有する232ccの空冷単気筒エンジンは、最高出力19PS、最大トルクは20N・mを発揮。現行モデルの「KLX230」との差は、出力にして1PS、トルクは1N・mといったところですが、クラッチをあてた瞬間から公道モデルとのマシン特性の違いを実感できます。

加速時のパワフルな印象は二次減速比が加速型になっていることや、保安部品のない軽い車重による影響も考えられますが、排ガス規制の枷が外れたことによる出力特性の変更も関係しているかもしれません。

画像1: 特化した性能でオフロード遊びが断然楽しい!

公道仕様のモデルと比べ、サウンドやフィーリングが明らかに異なり、キビキビとした印象です。低回転でも3速程度まで元気よく斜面を登っていき、スロットルの応答も良好。それでいてピーキーさはなく、どこからでも軽やかに加速してくれます。

冒頭で触れた通り、今回試乗した「KLX230R S」は、スタンダードモデルに対してホイールトラベルが短くセッティングされていますが、大きなジャンプや過度なギャップへのアタックをしない分には、追従性は十分。

画像2: 特化した性能でオフロード遊びが断然楽しい!

ヘッドライトやメーターといった、ステムより前方の重量物がないことでハンドリングがより素直で、切り返しの応答も軽快です。

画像3: 特化した性能でオフロード遊びが断然楽しい!

オフロードに特化したブロックタイヤがしっかり地面を掴んでくれるため、思い切ってコーナーでバンクさせることができます。

フロントまわりが軽いのも相まってギャップに弾かれた際の抑え込みがしやすく、安心してスロットルを開けることができました。

画像4: 特化した性能でオフロード遊びが断然楽しい!

グリップや路面状況も掴みやすく、加速やコーナリング、ギャップの通過時により積極的なアクションにチャレンジでき、「KLX230R」はより深い領域でオフロード走行をビギナーでも手軽に体験できるモーターサイクルに仕上げられています。

そしてこの「KLX230R S」は「KLX230R」とともに、モデルチェンジを受けました。

特長は継承しつつ、ハンドリングやエンジンの低中回転域の扱いやすさ、乗り心地など、広い範囲でアップデートを遂げています。

画像: Kawasaki KLX230R 2026年モデル・クローズドコース専用モデル 総排気量:232cc エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 シート高:905mm 車両重量:119kg 発売日:2025年9月25日(木) 税込価格:54万4500円

Kawasaki
KLX230R
2026年モデル・クローズドコース専用モデル

総排気量:232cc
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
シート高:905mm
車両重量:119kg

発売日:2025年9月25日(木)
税込価格:54万4500円

画像: Kawasaki KLX230R S 2026年モデル・クローズドコース専用モデル 総排気量:232cc エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 シート高:875mm 車両重量:119kg 発売日:2025年9月25日(木) 税込価格:54万4500円

Kawasaki
KLX230R S
2026年モデル・クローズドコース専用モデル

総排気量:232cc
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
シート高:875mm
車両重量:119kg

発売日:2025年9月25日(木)
税込価格:54万4500円

シートフレームの改良によりシート高の20mm低減を実現していて、「KLX230R S」に至っては875mmとなっています。スタイリングも一新。さらに扱いやすさにも磨きがかかりました。

「KLX230R」は競技性の高いハードなライディングより、ファンライドに焦点を当てたモデルとなっています。コンペティションモデルにあたる同社の「KX」シリーズに比べフレンドリーな性格なので、エントリーユーザーでも気軽にトレイルライディングを楽しめるはず。

画像5: 特化した性能でオフロード遊びが断然楽しい!

足つきの不安をクリアしている方や、高い走破性を求める方は、スタンダードモデルの「KLX230R」をチョイスすることで、よりテクニカルなコースにも対応できるでしょう。

公道走行ができない「KLX230R」は、クローズドコースまで運搬する手段が必要となります。ですが、代わりに与えられた軽さやパワーによる本格的なオフロードライディングの充実感は、公道仕様のデュアルパーパスモデルでは味わえない領域にあります。

画像6: 特化した性能でオフロード遊びが断然楽しい!

休日のクローズドコース走行をメインに楽しみたい方は、必ずや魅力的な相棒になるでしょう!

文:石神邦比古/写真:Kawasaki Good Times 編集部

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